米国務省「フーシ派、サナアの米大使館職員20人以上を5年拘束」…「即時・無条件釈放」を要求

米国
米国務省は10月19日、イランが支援するイエメンのフーシ派がサナアの米大使館の現職・元職員20人以上を5年にわたり拘束しているとして、「即時かつ無条件の釈放」を求めた。トミー・ピゴット国務省報道官名義の声明である。フーシ派は米国が外国テロ組織に指定している団体だ。
5周年声明
ピゴット報道官は声明で次のように述べた。「今日でイランが支援するフーシ派がサナアの米大使館の現職および元職員20人以上を不当に拘束してから5年となる。5年間、罪のない人々とその家族は、引き離され、脅迫や虐待に耐えてきた」
声明は彼らの「罪」について次のように記した。「米国人とイエメン人の平和的な関係と共同繁栄のために誠実に働いた、それだけだ」。彼らはフーシ派が代表していると主張するまさにその地域社会に、人道支援と開発支援を届けていた。
声明は、フーシ派が同胞であるイエメン人を拘束し続けていることは「自国民に対する恐怖と暴力によって支配地域を維持しているさらなる証拠だ」と指摘した。最後に「私たちは同僚たちを忘れていない。拘束されているすべての米公館職員およびその他不当に拘束されている人々の即時かつ無条件の釈放を強く求める」とした。
ピゴット報道官と駐イエメン米大使館のアカウントは同日、この声明をXに投稿した。
On the Five-Year Anniversary of the Unjust Detention of U.S. Embassy Sana’a Staffhttps://t.co/h1NpyRJYxK
— Tommy Pigott (@statedeptspox) 2026년 10월 19일
On the Five-Year Anniversary of the Unjust Detention of U.S. Embassy Sana’a Staff pic.twitter.com/Qwpkv26yRL
— U.S. Embassy Yemen السفارة الأمريكية لدى اليمن (@USEmbassyYemen) 2026년 10월 19일
以前の声明
2025年12月10日、国務省は当時首席副報道官だったピゴット氏名義でフーシ派による拘束を非難する声明を発表した。声明は、フーシ派が国際機関や外国政府に所属するイエメン市民に対し「脅迫と虐待」を強めているとした。職員に対する逮捕と「でっち上げの裁判」は、フーシ派が「自国民に対するテロ」に依存して権力を維持していることの「さらなる証拠」だと指摘した。
拘束1周年に出された声明で、当時アントニー・ブリンケン国務長官は、米国と国連の現職・元職員12人が依然として拘束されていると述べていた。大半が家族と連絡が取れず、その年に1人が拘束中に死亡したと明らかにしていた。
国連安保理
2026年9月10日の国連安保理イエメン情勢会合において、国連米国代表部のジェニファー・ナイドハート政務公使参事官は、フーシ派が9月8日にサウジアラビアの4都市にミサイルとドローンによる攻撃を行い、民間人70人以上が負傷したと述べた。
ナイドハート参事官は同発言の中で、フーシ派による「国連職員、人道支援活動家、サナア米大使館職員を含む外交関係者」の拘束を安保理に想起させた。その上で「即時かつ無条件の釈放」の要求を繰り返した。
アリーミ大統領との会談
駐イエメン米大使館は10月19日、アリーミ大統領と会談したとXに投稿した。会談では「イエメンの夜明け作戦」の進展や、100万人以上の民間人に影響を及ぼしているフーシ派によるタイズ包囲解除の緊急性、フーシ派による武器密輸を阻止するための国際協力の強化について協議したと明らかにした。
Good meeting today with President Al-Alimi. We discussed progress on Operation Dawn of Yemen, the urgent need to lift the Houthi siege of Ta’iz affecting over one million civilians, and stepping up international cooperation to stop Houthi arms smuggling into Yemen. pic.twitter.com/p7P5DaQUIy
— U.S. Embassy Yemen السفارة الأمريكية لدى اليمن (@USEmbassyYemen) 2026년 10월 19일
出典 (KST)
- 米国務省 · 2026年10月19日声明 · https://www.state.gov/releases/office-of-the-spokesman/2026/10/on-the-five-year-anniversary-of-the-unjust-detention-of-u-s-embassy-sanaa-staff/
- 米国務省 · 2025年12月10日声明 · https://www.state.gov/releases/office-of-the-spokesperson/2025/12/condemning-the-houthis-unlawful-detention-of-current-and-former-local-staff-of-the-u-s-mission-to-yemen
- 米国務省 · 2026年9月10日国連安保理発言 · https://usun.usmission.gov/remarks-at-a-un-security-council-meeting-on-the-situation-in-yemen/
- 米国務省 · 駐イエメン米大使館1周年声明 · https://ye.usembassy.gov/one-year-of-detention-for-our-locally-employed-staff-in-sanaa/
- X @statedeptspox · https://x.com/statedeptspox/status/2112184716111585382
- X @USEmbassyYemen · https://x.com/USEmbassyYemen/status/2112183100499279940
- X @USEmbassyYemen · https://x.com/USEmbassyYemen/status/2112241565829890531