金志容初代重捜庁長を任命、聴聞報告書採択当日に裁可…提請から38日ぶり(聯合ニュース集計)

10/14 行安委聴聞会 → 10/15 「適格・不適格」併記報告書を与野党合意で採択 → 同日 李在明大統領が任命案を裁可
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李在明大統領が15日、キム・ジヨン初代重大犯罪捜査庁長(重捜庁長)候補者の任命案を裁可した。青瓦台のカン・ユジョン首席報道官は同日午後7時20分頃、書面による報道発表で「李在明大統領は人事聴聞経過報告書が採択されたキム・ジヨン重大犯罪捜査庁長候補者の任命案を裁可した」と明らかにした。国会行政安全委員会が人事聴聞経過報告書を採択した当日のことだ。聯合ニュースの集計基準では、尹昊重行政安全部長官が9月7日にキム庁長を提請してから38日ぶりとなる。ハンギョレと聯合ニュースTVは9月8日を基準に37日と集計した。
重大犯罪捜査庁は10月2日に庁長不在のまま発足し、13日ぶりにトップの空白が解消された。李大統領は16日、自身のXアカウントに「重捜庁の出発を国民とともに祝い、激励します」と投稿した。行政安全委員会所属のチェ・ヒョンイル議員は同日、自身のXアカウントにキム庁長就任に関する文章を投稿し、聴聞会前に懸念があったことを明かした。任命に関する投稿は、大統領本人や行安委委員、聴聞報告書の採択を扱った議員本人のアカウントに掲載された。
https://x.com/Jaemyung_Lee/status/2110926663261553032
https://x.com/chaihyunil/status/2111047747923280243
重捜庁設置の経緯と初代庁長任命の手続き
重捜庁設置の大枠は、まず政府組織法の改正で定められた。国家法令情報センターによると、法律第21065号(2025年10月1日公布、2026年10月2日施行)は、検察庁を廃止し、法務部長官所属の公訴庁と行政安全部長官所属の重大犯罪捜査庁を新設する内容である。続いて重大犯罪捜査庁の組織及び運営に関する法律(法律第21491号)が2026年3月24日に公布され、同年10月2日に施行された。ただし、第9条(候補推薦委員会)と第33条(人事委員会)は公布日から施行され、附則は施行前の庁長任命などの準備行為や、推薦・提請を経た候補者に対する大統領の事前の人事聴聞要請を認めた。
初代庁長の資格と手続きの段階も同法に明記されている。第7条は、候補推薦委員会が推薦した候補者のうち1人を行政安全部長官が提請し、大統領が国会の人事聴聞を経て任命すると定めており、任期は2年で重任はできない。第8条は、捜査または法律事務に15年以上従事、判事・検事・弁護士として15年以上在職、法学分野の助教授以上として15年以上在職のいずれかを資格とし、経歴の合算を認めている。第9条は、推薦委を委員長を含む9人で構成し候補者3人以上を推薦すること、長官は推薦内容を尊重して提請することを定めている。行政安全部は2026年8月19日に推薦委の構成と8月26日までの国民推薦の受付を公告した。ただし、キム庁長個人の推薦日はこの公告だけでは特定できないため、法定手続きと提請日を分けて記す。
聴聞会:「不適格だとは思わない」
行安委は14日、キム候補者の人事聴聞会を開いた。国民の力の朴徳欽議員が与党の一部や汎与党陣営から任命反対の声が出ていると指摘すると、キム候補者は「私が事件を処理するにあたり、特定の政治的傾向に偏ることなく、自分なりの信念を持って処理してきたと自負している」とし、「そのため、重捜庁を運営する上で私が不適格だとは思わない」と述べた。
祖国革新党のチョン・チュンセン議員は、金学義元法務部次官の不法出国禁止事件の起訴当時(2021年)にキム候補者が大検察庁刑事部長であった点を挙げ、この事件で起訴された後に無罪が確定したイ・グァンチョル元青瓦台民情秘書官らに謝罪する意思があるかを尋ねた。キム候補者は「私に責任が全くないとは言えない」とし、「個人的にお詫び申し上げる用意は十分にある」と述べた。
民主党の尹建永議員は、2020年のチョン・ジヌン当時部長検事の起訴過程に関連し、キム候補者が大検の真相調査団に資料を提出しなかったとして「不正を見て見ぬふりをしてやり過ごした」と述べた。キム候補者は「不正を見て見ぬふりをしたことはない」と反論した。キム候補者は当時ソウル高検次長として決裁ラインにいたが、起訴には反対していたと明かした。
国民の力の朱豪英議員は、朴恩貞祖国革新党議員、金容民民主党議員、林恩貞光州地方重捜庁長らが任命反対の発言を続けている点を挙げ、「名誉毀損や人格冒涜に近い発言を行っている」と述べた。キム候補者は「私自身も侮辱的な表現だとは思いますが、重捜庁長という職責の重要性に鑑みての発言だと受け止めている」と答えた。続けて「林恩貞光州地方重捜庁長も重捜庁が安定して定着することには共感しているはずだ」とし、「協力してうまく運営していきたい」と述べた。林庁長側はこの発言について立場を示していない。
国民の力のパク・ソンウン議員が秋美愛京畿道知事の批判発言は極端だと指摘すると、キム候補者は「重捜庁長というポストの重みと重要性ゆえにおっしゃったことではないかと思う」と語った。聴聞会はこの日の夜まで続き、所要時間はハンギョレ集計基準で「約11時間30分」(10時〜21時41分)、ニューシス集計基準で「約12時間」と異なって伝えられた。