金民錫・共に民主党代表、チョ・ヒデ大法院長弾劾の議論開始を表明…弾劾訴追案は17日5時現在発議されず

10/14「あらゆる方策を検討」から10/16「議論開始」へ発言のトーン強まる…国民の力・鄭点植院内代表「発議した瞬間、国民が『李在明弾劾』を叫ぶだろう」
本文
共に民主党の金民錫(キム・ミンソク)代表は16日、チョ・ヒデ(趙熙大)大法院長の弾劾問題に関し、「弾劾については広範な要求がすでに出ているため、あらゆる方法とルートを俎上に載せ議論を開始したとみればよい」と述べた。金代表は同日午前、民主党のYouTube番組「ミンティ07」に出演し、チョ大法院長弾劾問題についての質問を受けてこのように答えた(聯合ニュース10月16日8時36分配信)。民主党の公式Xアカウントは同日、番組生配信を告知した。発言の文言は聯合ニュースが伝えた通りである。
https://x.com/TheMinjoo_Kr/status/2110847892571201634
この発言は、2日前よりも一歩踏み込んだ表現だ。金代表は14日の最高委員会でチョ大法院長に対し、「忍耐の限度も無限ではない」とし、「あらゆる方策を実質的に検討している」と述べていた。民主党は同日、最高委員会の要旨として「大法院長の身の処し方を国民が見守っています」という文言を公式アカウントに投稿した。14日には「検討」だった言葉が16日には「議論開始」に変わった形だ。党指導部が弾劾訴追案の発議日程や党論を明らかにしたわけではない。
https://x.com/TheMinjoo_Kr/status/2110190918309707975
金代表は同番組で、「ある時点までは私たちが弾劾の『弾』の字も出さず、国民の皆様に十分な説明と理解のプロセスを提供することが望ましいと考え、そのように進めてきた」とし、「今や『辞任しなければならない』という理由を総合的に整理しつつある」と語った。同番組に出演した法制司法委員会所属の金基杓(キム・ギピョ)議員は、「弾劾の事由は溢れるほどある」とし、「絶対に今、この局面で弾劾すべきだ」と主張した。朴均沢(パク・ギュンテク)議員は、「憲法の大統領任命権条項を否定することと、(国政監査の)証人宣誓を拒否する国会証言鑑定法違反の部分は弾劾事由に十分なり得る」と述べた。両議員が挙げた弾劾事由は議員側の主張であり、憲法裁判所や裁判所が判断した事実ではない。
国民の力は同日午前の国政監査対策会議で立場を表明した。鄭点植(チョン・ジョムシク)院内代表は、「民主党は自信があるならチョ大法院長を弾劾してみよ」とし、「弾劾案を発議した瞬間、国民が立ち上がり『李在明弾劾』を叫ぶだろう」と述べた。張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は同日、自身のXアカウントで、来年2月の裁判所定期人事の前にチョ大法院長の職務を停止させ、人事権の行使を阻止しようとする意図だとの見解を投稿した。これは張代表の主張であり、民主党はこの主張に対して17日5時までに特段の立場を示していない。
https://x.com/jangdonghyeok9/status/2110914996687573083
鄭院内代表は前日の法司委国政監査で趙源哲(チョ・ウォンチョル)法制処長が大法院長の大法院判事提請権を「一種の推薦と提案の意味」と述べたことについて、「憲法を奇怪に歪曲した」と批判した。同氏は「今、大統領が行っているのは単なる再提請要求ではなく金敏基(キム・ミンギ)判事の提請強要だ」とも主張した。大統領府は特定の候補者の提請を要求したかどうか公式には明らかにしていない。聯合ニュースは9月22日、大統領府が「既存に推薦された4人のうち孫部長判事を除く残りの候補1人を再提請する意向をにじませた」と報じた。同党法司委所属の朱晋佑(チュ・ジヌ)議員はフェイスブックで、「チョ大法院長を弾劾すれば大法院が麻痺し、民生判決も全ストップする」と記した。民主党はこれについて別途の立場を示していない(17日5時時点)。
発端は大法院判事の1つのポスト
対立の出発点は大法院判事の1つのポストだ。盧泰嶽(ノ・テアク)元大法院判事が去る3月3日に退任した後、その後任ポストは空席のままである。大法院判事候補推薦委員会は1月21日、後任候補として金敏基・朴順英(パク・スンヨン)ソウル高法高裁判事、尹成植(ユン・ソンシク)ソウル高法部長判事、孫鳳基(ソン・ボンギ)大邱地法部長判事の4人を推薦した(聯合ニュース9月22日報道)。
チョ大法院長は8月18日、孫鳳基部長判事を大法院判事候補として任命提請した。大統領府は10日後の8月28日、「実質的な協議のない一方的な書面提請」だとして再提請を要請した。チョ大法院長は9月22日、報道陣に対し、「8月28日付の『大法院判事候補者再提請要請』には、再提請を要請する具体的な理由とその憲法上の根拠が記載されていない」とし、「再提請要請には応じられない旨を表明する」と述べた。大統領府は同日、「大法院長の提請権が大統領の任命権よりも優位にあるとするもので、大韓民国憲法に違反する認識だ」と発表した。